私はSONYの4kBLAVIAにPS5を接続して使っていますが、画面が付いたり消えたりと不安定な状況に見舞われたので、その解決策を記しておきます。
原因はHDMIの転送速度
早速ですが原因はHDMIの転送速度に依るものです。PS5はHDMI2.1に対応していて、付属のHDMIケーブルもHDMI2.1対応のものになります。
ただ接続するモニターが非対応だと映像を正確に処理できずに点滅やチラつきが起こってしまうようです。
映像出力設定を変更する
さてこれらの映像の乱れを解消するには映像出力を変更する必要があります。
PS5ならまず設定画面からスクリーンとビデオを選択します
映像出力の中の4K映像の転送速度を選択します。
自動、-1、-2とある中で、-2を選択しましょう。これで画面の乱れは解決するはずです。
映像のクオリティはほぼ変わらない
HDMIの転送速度を落とすことでPS5から転送される映像のクオリティは下がります。一番わかりやすいのは120mhzでなくなるところです。他色情報なども変わるようですが、正直見た目は変わりません。
そもそもHDMI2.1に対応していない=これらの映像出力ができないということになるので、映像がショボくなったと感じることはないと思います。
将来的に対応モニタに買い替えた際には、設定を元に戻すのを忘れないようにしましょう。
PS5以外でも起こりうる
こういった問題はPS5以外の4K出力機器でも起こり得ます。現に同じモニタに接続している4Kブルーレイレコーダーも同じような症状に見舞われました。
この場合も映像出力設定を変えることで安定するようになりました。
HDMIケーブルを変える必要はない
映像のチラつきや乱れを解決しようとなると、普通はケーブルの断線や端子の接続不良を疑うものですが、4K出力機器やモニタでは機器の設定で解決する場合があります。
ケーブルの買い替えの前に、出力機器の設定を見直してみてください。