vaio PにChrome OSを入れて復活させよう。2020年版

最近よく聞くChromebookPC、気にはなっていても買うほどでもないかなと思っていたのですが、低スペックでも動く、OSは無料配布されているとのことなので、昔使っていたノートPCにインストールしてみました。

使用するPC

今回使用するPCはSonyのvaio P VGN-P91Sになります。

10年ほど前のAtomPCということで、今使うのはかなり厳しいスペックです。これにChrome OSをインストールして、どれくらい使えるのか検証します。

なおvaio PへのChrome OSインストールは検索すれば、いろいろ出てくるのですが、情報が古く2020年時点では使えないものが多いので、改めて2020年版として書き記します。

まずはOSをインストール(Cloud Ready)

注意
これから長々とCloud Readyのインストール解説を行いますが、最終的には失敗します。単純にインストール方法を知りたい方は、このパートは読み飛ばしてください。ただしBIOSの設定のみは必要です

検索すると出てくるのはCloud Readyというソフトです。手順に従って準備をしていきます。なおここの作業はvaio Pと違うPCで行っています。時間がかかるので…

Cloud Readyのサイトからインストーラを入手

指示に従い、USBメモリをPCにさして起動用USBを作成します。

8GB以上のUSBメモリを準備。
使用するUSBメモリを選択
作成中(PCによっては20分くらいかかる)
完成

ここからvaio Pでの作業です。

まず電源入れた後、VAIOロゴが出たとこにF2ボタンを押してBIOSを起動します。

←→キーでBootを選択↑↓とEnterキーで項目を選択、変更して上の写真の状態にします。

その後再起動すると…

この画面で止まります。

このCPUは対応してないよとのこと。

Cloud Readyはすでに32bit版はサポート終了しているんですね。なので32bit版のイメージを探して、改めてインストールしてみたのですが…

Cloud Readyの画面は表示されますが、ここから進みません。私はここでお手上げでした。

ほかの方法を探る

ここで終わっては意味がないので、ほかの方法を探ります。

次善策としてChromium OSをインストールという方法があるようです。

こちらを改めて試してみましょう。

改めてOSをインストール(Chromium OS)

まずは32bit版のChromium OSを探さなけれなりません。こちらもすでにサポート終了しているので、過去ファイルを探っていくことになります。

Githubで見つかりました。

ここからUSB Image (x86)をダウンロード

ダウンロードしたR60-9592.96.2017_09_20_2221.img.zipを解凍

イメージファイルが現れます

これをこのままUSBにいれてもvaioでは認識してくれません。

イメージファイルとして書き込むためにrufusというソフトを使います。

参考 Rufus Rufus 起動可能なUSBドライブを簡単に作成できます

右上の選択から先ほどのイメージファイルを開きます。デバイスはUSBメモリを指していれば自動で表示されるはずです。されていなかったり、2本以上USBメモリを指している場合はプルダウンメニューで使用するUSBメモリを選択してください。

この2つが設定できればスタートのボタンが押せるようになるので押してスタートします。

フォーマットの警告が出るのでOKをクリック

準備完了となれば完成です。

改めてvaio PにUSBメモリを差して起動します。

無事起動できました!

googleアカウントとパスワードを入力してログインしましょう。途中で2段階認証があります。スマホなど手元に置いておきましょう。

これでvaio PでChrome OSを動かせる状態になりましたが、今はまだUSBメモリから起動しているのに過ぎず、PCにインストールされたわけではありません。

この状態でUSBメモリを外して再起動すれば、またwindowsで起動します。

今回はPCへのインストールが目的なので、続いてPCへのインストールを試みます。

まずキーボードの”Ctrl+Alt+T”を押します。

するとgoogle chromeが開き、黒い画面に英語が並んでいます。

一番下に”crosh>”と表示されているので、その後ろに”install /dev/sda”と入力しEnter

すると今度は”Password:”と表示されます。

ここはgoogleのパスワードなどではなく、OSの管理者パスワードです。”password”と入力すれば進めます。

そうすればずらずらと英語が並びます。本当にインストールしてもよいかという確認です。

文の最後に”Are you sure (y/n)?”とあるので”y”と入力

するとインストールが始まります。しばらく放置するとまた”crosh>”と表示されています。

これでインストール完了です。USBを外したのち、再起動してChromium OSが起動すれば成功です。お疲れさまでした。

使い心地は?

改めて実際の使い心地ですが、確かにOSの起動は早くなりました。chromeのページ表示もwindowsの時より早く感じます。

ただ、GPUが対応していないのか、表示がカクつきます。画面スクロールなどはなめらかとは言えません。

動作は軽くなったが、扱いやすくはないという感じです。

とはいえChrome OSがどんなものか、知る分には十分だと思います。バージョンは古いですが…

もう使っていない、古いノートPCがあるなら、お試しで使ってみるのもよいのではないでしょうか。

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