8インチwindowsタブレット最後の砦!raytrektab RT08WTが登場

数年前までは各社こぞって発売していたwindowsタブレット。特にコンパクトで人気だった8インチサイズは最近ほとんど見かけなくなりました。

そんな絶滅危惧種ともいえる8インチwindowsタブレットがサードウェーブ(ドスパラ)から発売されます。

参考 raytrektab 8インチモデル RT08WT(レイトレックタブ)9718パソコン通販のドスパラ【公式】

基本スペック

OSwindows10 pro 64bit
ディスプレイ8インチ(1200×800)マルチタッチ対応
CPUインテル Celeron N4000(1.10GHz-2.60GHz/2コア/2スレッド)
メモリ8GB
内臓SSD128GB
拡張スロットmicroSDカードスロット(128GBまで対応)
サイズ210.0 × 124.5 × 9.6mm
重さ434グラム

CPUはAtom亡き後、省電力CPUとして重用されているCeleronのN4100となります。2017年の低価格帯CPUなので、性能はそれなりです。

A8インチwindowsタブレットの定番であるAtom x5-z8350との比較ではシングルコアではおよそ2倍の性能差ですが、マルチコアではおよそ1.2倍まで縮まります。2コアしかないので…

このサイズのタブレットでマルチタスクをこなすことはまず無いでしょうから、シングルコアでの恩恵は十分に受けられるかと思います。


ディスプレイは8インチで解像度は1200×800のマルチタッチ対応です。

windowsタブレットとしては貴重な8インチサイズで、解像度はこのサイズのモニタなら悪くはないと思います。


メモリは8GBとかなり潤沢です。イラストクリエイター向けタブレットと銘打つだけあって、大容量のファイルを扱うことを想定されているようです。

ただそれでも、本格的にイラスト制作を行うには心許ないスペックです。

あくまで下書き、下塗りぐらいで、本格的な仕上げはメインのPCで行うという使い方が良さそうです。

ネットサーフィンや軽量級のゲーム動作なら、十分でしょう。


ストレージは128GBで少し心許ない感じです。唯一の拡張ストレージになるSDカードも128GBまでしか対応していないとのことです。

また、専用のスタイラスペンとペイントツールCLIP STUDIO PAINT DEBUTが付属します。

スタイラスペンはとにかく、CLIP STUDIO PAINT DEBUTはいわゆる無料体験版のようなものなので、あまり価値はないですね。せめてPRO版ならよかったのですが…

指紋認証やUSB Type-C端子など、このあたりは今時になっています。micro usbからやっと脱却しました。


最後に価格ですが49800円+税になります。

正直高いと言う印象です。

ストレージが倍だったり、同じCeleronでも上位版であったらまだよいのですが、これならまだ前世代のAtomタブレットを安価で買ったほうが良さそうです。今なら半額以下で買えますからね。

とはいえ今や貴重な8インチwindowsタブレット端末です。

価格が下がれば検討できるかなと言う感じですね。

2021/5/23追記 価格が改定され29900円(税込)となりました、検討に値する価格になってきましたね。

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