Intel11世代CPUを搭載した、7インチゲーミングUMPC、OneGX proが発表されました。2021年1月31日に発売されます。
詳細
基本スペックはCPUがCore i7-1160G7、メモリは16GBは共通でストレージと通信機能で価格が変わります。
ストレージ・通信オプション | 通常価格 | 先行予約価格 |
ストレージ512GB | 168000円 | 142800円 |
ストレージ512GB+512GB | 178000円 | 151300円 |
ストレージ512GB+4G | 178000円 | 151300円 |
ストレージ512GB+5G | 208000円 | 176800円 |
プレ公開されていた動画では紹介されていたcore i5版は今回発表はなく、CPUはCore i7-1160G7のみとなっています。core i5版はのちに廉価版としてリリースされるようです。
というのも今回の発表では、最小構成でも168000円(税別)先行予約価格でも142800円(税別)となかなかの価格になっています。
もちろん価格に見合うだけのスペックではありますし、決して割高というわけではないのですが、かつてのUMPCは安価で購入しやすい印象だったので結構面食らいますね。
高スペック高価格化によりUMPCも手を出しにくいものになりつつあるので、廉価版の登場は歓迎できますね。
ただ、重量級のゲームをプレイしないのであれば、前世代のOne GXでも良いと思います。proの登場により、こちらの価格も下がってくるかと思います。
今回発表された特色として、CPUのTDP(消費電力)が15wから20wに引き上げられているとのことです。
これにより、省電力CPUながらハイパフォーマンスを実現したとのこと。実際にどれほどの性能向上があるのかはわかりませんが、UMPCでも CPUの性能を十分に引き出すことができそうです。
搭載メモリもLPDDR4X-4266になり処理の高速化に寄与しています。前世代から半年ほどしか経っていませんが、性能は大きく向上しているようです。
また発売日前の先行予約で15%Offの価格で購入できます。先着500名までは、専用ゲームコントローラーとフェイクレザー製のケースが付属します。
そうそう値下がりする商品でもないので、購入を考えている方は早期購入されたほうが良いかと思います。
OneMix4も春に登場
またOneMixの次期モデルになるOneMix4も概要が発表されました。
詳細なスペックなどは未定ですが、10.1インチサイズなったのが最大の変化です。
もはやUMPCとは言えないサイズになりましたが、ベゼルレス化で同サイズのPCと比較すれば小型化されるようです。重量も760gを目指すとのことで携帯性は高そうです。
ただ10.1インチのPCは安価な中国製PCが多数ひしめく、いわばレッドオーシャンともいえる市場です。
高スペック、高品質で差別化を図るのだとは思いますが、OneGxシリーズと同じような価格帯ではかなり厳しそうではあります。
こちらは来年春発売予定とのことで、OneGx Pro発売後の2月以降に詳細発表されそうです。