GDP WIN 3のクラウドファンディングのプレビューページがindiegogoで公開されました。
参考 GPD WIN 3: Handheld Game Console for AAA GamesIndiegogo概要
core i5-1135G7 | シルバーカラー | 829ドル |
core i7-1165G7 | ブラックカラー | 969ドル |
バリエーションは2種類で違いはCPUとカラーリングです。16GB LPDDR4x 4266 RAM、1TB SSDは共通です。
モニタサイズが小さくキーボードをタッチパネル式にするなどコストカットの甲斐あって、高スペックながらかなりの低価格になっているように思います。
Core i5版は829香港ドルとおよそ8.3万円を切っています。ただゲームでの使用を考えるとCore i7版のほうが良いですね。こちらは969香港ドルと9.3万円。
ただどちらもあくまでクラウドファンディングでの価格なので、実際の販売価格はこれよりも高くなるはずです。
もっとも、もはや成功が確約されているようなプロジェクトなので、実質先行販売と言っても良さそうです。
indiegogoでの価格が将来的にも最安価格になる可能性が高いので、購入を考えている方は、こちらでの購入をおすすめします。前もってindiegogoへの登録は済ませておきましょう。
GPD WIN 3の特色としてはまずはそのコンパクトなサイズでしょう。UMPCも大型化していく中で、5.5インチのディスプレイにスライドでキーボードを隠すとほぼNintendo switch liteと同じサイズになります。
そのうえで高性能なCPUを搭載しています。biosでTDPを18w、22w、28wで設定できます。省電力で長時間駆動や高電圧でパフォーマンス重視の駆動など、ユーザー側で設定できるようです。
また専用のドッキングステーションに接続することで、有線LANやHDMI接続が可能になります。これにより大画面での出力なども可能になります。
ただこのドッキングステーションは、付属しているものなのか、別売りのオプションで提供されるものなのかは不明です。おそらくは別売りだとは思います。
また背面にカスタマイズ可能なマクロキーを搭載しています。こちらにキーを割り当てることで、キーボードをスライドすることなく操作することができます。
よりゲーミングに特化したUMPC
GPD WINは大型高価格化していくUMPCが多い中で、ゲーム特化UMPCとしての軸がブレずに続いている稀有なシリーズだと思います。
スライド式を採用することで、今まで以上に小型化されていますし、28wTDPのCPUを採用してスペックにも妥協していません。
そのTDP設定でbiosの設定を要求したりと、玄人向けの印象はありますがそのあたりを受け入れられるなら、非常に良い機種だと思います。
人を選ぶ機種ではありますが、ハマる人にはハマるという感じです。すでに高性能なゲーミングPCを持っていて、かつ気軽にPCゲームを楽しみたいという方には、サブ機にぴったりだと思います。
ただこのPCをメインにしてゲームを楽しむのは流石にパワー不足でしょう。ある程度の割り切りは必要だと思います。
気になる方はindiegogoをチェックしておきましょう。