onegx1proをハイエンドPCに!eGPU AKiTiO nodeレビュー

tigerlake搭載によりゲーミング性能が大幅に強化されたonegx1proですが、フルHD高画質で楽しむにはパワーは足りません。そこで、eGPU AKiTiO nodeを導入しましたのでレビューしていきます。

eGPUとは

eGPUとは所謂外付けGPUです。Thunderbolt 3接続でノートPCや小型PCにハイエンドのGPUを増設することができます。


AKiTiO Node(500W) Thunderbolt 3対応 グラフィックボード専用 外付け拡張ボックス(macOS&Windows 10対応/アミュレットオリジナルマニュアル付き)

これによりonegx1proの性能を底上げします。

AKiTiO node概要

AKiTiO nodeはeGPUの中でも安価で、シンプルな製品です。

まずeGPUにはすでにGPUが搭載されているものと、自分でGPUを用意して接続するものがありますが、AKiTiO nodeは後者のGPUが非搭載のタイプです。

別途GPUを用意しないと使えないものですが、その分安価ですし手元にGPUがあればそれをそのまま使えます。

GPU搭載タイプは接続するだけで使えるので扱いやすいですが、高価なものが多いです。ほとんどの場合、AKiTiO nodeと搭載GPUの市場価格を足したものより高価です。

またGPUを交換できないものもあります。その場合将来的にスペックアップしたい場合、丸ごと買い換えることになります。

電源は500wを搭載しており容量は十分です。補助電源は8ピン×2で一部のハイエンドGPU以外は問題なく使用できます。ただ2スロットのスペースしかないので、大型のGPUは搭載できません。

また有線LANやusbハブ機能はありません。シンプルなGPU拡張のみです。

実際に接続する

まずはGPUを搭載します。内部はシンプルでPCIスロットと補助電源端子しかありませんので、迷うようなことはないと思います。PCIスロットに手持ちにGPUを差し込み、補助電源端子を接続してください。

続いてThunderbolt端子を接続します。onegx1pro場合、左側のコンセントマークのついた方に接続してください。その上でGPUのドライバーをインストールします。これで準備は完了です。

動作報告

実際にどれほどスペックアップするか検証します。ちなみに私が使用したGPUはnvidia geforce 1080ti なります。

以前に紹介したミドル級タイトルはほぼフルHD、高画質で60fps動作しています。もちろん搭載するGPUに左右されるところですが、性能は十分発揮されていると言えます。

OneGx1 Pro実機レビュー ミドル級タイトル動かして見た

ただし、一部のゲームはeGPUに対応していないようです。手持ちの中では、ライザのアトリエ、デッドオアライブ6はeGPUでの動作はできませんでした。

どちらもコーエーテクモゲームスのソフトなので、ゲームエンジンの問題かもしれません。

気になる点、気をつけること

まず付属のThunderboltケーブルが短めです。普通にノートPCの横において使う分には問題ないと思いますが、onegx1proで使うには取り回しが悪く使いにくいです。別に長めのケーブルを購入したほうが良いかと思います。


CABLETIME USB Type C Thunderbolt 3 ケーブル USB-C & USB-C 超高速 40Gbps 100W出力 USB3.1 / 3.0 / 2.0 対応 5K/ウルトラHD 60Hzビデオ伝送 USB3.1 / 3.0 / 2.0対応 タイプc ケーブル MacBook Pro2019 Galaxy S10 Note20 Note20 Ultra Huawei Mate10 Mate10Pro等対応 (0.5M)

またゲームによっては対応していないものがあり、内臓GPUでの動作になる場合があります。ハイエンドPCの完全代替とはなりません。

とはいえ、多くのゲームを快適に動かせるeGPUはonegx1proをハイエンド相当まで引き上げてくれます。

家ではeGPUにつなげて高品質プレイ、出先では設定を抑えめにしてプレイと使い分けることができます。

なによりGPUの使いまわしができるので、家に使わなくなったGPUがあるような人は購入を検討されてはどうでしょうか。

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