switchがbluetoothオーディオに対応!対応コーデックは?

NINTENDO switchが最新ファームウェアでbluetoothオーディオに対応しました。

対応コーデックは?

bluetoothオーディオ 対応にあたって、気になるのは対応コーデックです。 コーデックの違いで転送速度(音質)もレスポンス(遅延)もかなり変わってきます。

特にゲームでの使用ではレスポンスはかなり重要です。

代表的なbluetoothオーディオ コーデックのおさらいをすると

SBCデフォルトのコーデック低音質で遅延も大きい
AACSBCより低遅延・高音質。iphoneなどapple製品で採用されている
aptXQualcomm開発のコーデック。aptX HD、aptX LLなど高音質や低遅延に特化したものもある。主にandroidスマートフォンに採用
LDACSONYが開発した高音質コーデック。ハイレゾ音源の転送が可能。高音質な分遅延も大きい。

で、switchの対応コーデックはというと…

SBCのみのようです。予想はしていましたががっかりな結果です。

音質についてはコーデックよりイヤホンによるところが大きいので、大して気になりませんが遅延はどうしようもありません。

SBC接続だとBGMはともかくヒットエフェクト、コマンド選択などの音がすべてワンテンポ遅れて聞こえる感じです。正直気持ち悪い感覚です。これなら無音のほうがましといえるレベル。

遅延の解決策

現状使い物にならない switchのbluetoothオーディオですが解消するにはいくつかの方法があります。

1.有線イヤホンを使う


まずは素直に有線イヤホンを使うことです。最近のスマートフォンではイヤホンジャックが廃止されて、有線イヤホンが使えない場合が多いですがswitchはイヤホンジャックが搭載されているのでそのまま使うことができます。

もっとも、以前にやり方の戻るというだけで、問題解決とは言えませんが…

2.トランスミッターを使う

現実的なのはこちら、 switch対応のオーディオトランスミッターを使用することです。switchのUSB端子に接続して、そこから bluetoothオーディオ を出力することになります。

aptX LLに対応したものなら、低遅延高音質でゲームの使用にも耐えられます。当然ですがイヤフォンも対応している必要があります。

ただしこれらの製品は任天堂ライセンス商品ではないので、将来的にアップデートなどで使用できなくなる可能性があります。そのあたりは踏まえたうえでの使用をお勧めします。

3.アップデートを待つ

あとは消極的ですが switchのアップデートを待つことです。今回の遅延の件は当然任天堂の耳にも入っていて、機器の再起動などを促すアナウンスをしているようですが、当然そういう問題ではありません。

ユーザーの声を受けて、アップデートにて他コーデックに対応するという可能性はあります。

さらなるアップデートに期待

上記のの解決策は有線イヤホンにせよ、トランスミッターにせよスマートな方法とは言えません。

将来的なアップデートにて、ほかコーデックに対応されることを願います。

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