Xiaomiから最新フラグシップスマートフォン、Mi11が発表されました。
文句なしのスペック
Mi11は最新のハイエンドSoC、Snapdragon888を搭載。ベンチマークスコアでは最新のiPhone12の2割ほど高いスコアをマークしています。
ディスプレイは6.81インチ3200×1440の有機ELパネルを採用。リフレッシュレートも120Hzと一般的なモニタの倍なめらかな動きになります。画面サイズもかなり大きいです。ピンホールカメラでベゼルレスかつ曲面ディスプレイを採用しているので、この画面サイズにしてはコンパクトになっています。
客観的にディスプレイの品質評価を行うDisplayMateではiPhone 12 Pro Maxと同等のA+と評価しています。最高品質と考えて問題ないと思います。
またスマホでは軽視されがちなスピーカーもHartman/lardons監修のステレオスピーカーを搭載しています。実際に試聴してみなければわかりませんが、イヤホンやスピーカー接続なしでも高音質なサウンドを楽しめそうです。
カメラのスペックもとんでもないです。メインカメラは1億800万画素カメラにセンサーは1/1.33の大型のものを採用。暗所でも高品質な撮影ができます。サブで1300万画素の超広角カメラと500万画素のマクロカメラも搭載しています。
カメラに関してはApple含めて他メーカーと比べ物にならないレベルです。
バッテリーに関しても有線で55W、無線でも50Wの高速充電が可能。容量も4600mAhと大容量です。
メモリとストレージは8GB/128GB,8GB/256GB,12GB/256GBの3種類です。
これだけのハイスペック、大容量のバッテリーを搭載しながら重量は196gとなっています。ハイエンドスマートフォンでは200gを超えるものも多くなってきた中、かなり頑張っているのではないでしょうか。
これだけのハイスペックでありながら、価格は3999元から4999元、日本円にして、およそ63200円から79000円です。
日本でも発売される?
これだけのハイスペックで低価格な魅力的な商品ですが、現時点では中国向けのみの発売予定です。ただ将来的に日本でも発売されそうではあります。理由としてはMi11の対応バンドです。
Xiaomiは2019年12月に日本市場に参入しました。その後Mi10を世界市場向けに発売しましたが、日本では販売されませんでした。
その後スペックを落としたMi10 LiteやMi Note 10 Lite、Redmi Note 9Sなど発売しましたが、いずれもフラッグシップモデルではありませんでした。
日本ではフラッグシップモデルの販売はないのかと思われていましたが、Mi11が今までと大きく違うのは対応バンドが追加されたことです。
これにより日本の楽天含む4キャリアの4G/5Gの主要バンドに対応しました。
日本参入から1年後に日本キャリアに合わせたバンドに対応した商品を発表したのは、日本に向けての販売を考慮してのことだと思います。
日本で発売されたら、そのハイスペックと低価格で話題になるのは間違いないでしょう。日本での展開が楽しみです。